ポルシェGT3RS×EBM。

明日からは少々天気が崩れるそうです。

日中も若干気温が下がりそうですが、

それでも20℃ちょっと下回るくらいみたいです。

11月なのに…

北海道は100数年ぶりに未だ雪が降らないとか(^_^;)

 

 

本日はポルシェが2台ピットに入りました。

右:964ターボはセルモータートラブル等でご入庫。

左:911GT3RS(991型)が本日のお話です。

 

I様の911GTSRS(991型)には

iiD/EBM(エキゾーストバルブモジュール)のお取り付けを。

EBM、当店ではマセラティ―へのお取り付けが多いんですが、

ポルシェではお初でした。

 

とりあえず、EBMとはなんぞや?ってところから。

マフラーバルブを強制的にオープンさせ、低回転域からマフラー音量を上げるアイテムです。

リモコンで低回転域からマフラーバルブが開く為、ノーマルマフラーのままでも心地良い快音が飛び出します。

マフラー交換に比べ、価格も抑えられノーマルマフラーのバルブをリモコンで任意開閉可能に。

マフラー交換までは…って方にはオススメです!

※社外マフラーに組み合わせる場合もありますよ(^^)

 

こちらのGT3RSもスポーツエキゾーストは装着されていますので、

室内の純正スイッチでバルブは開閉可能なんですが、

一定回転域以上にいかないとバルブがオープンしないとのこと。

それはイケてませんね(@_@;)

 

早速EBM装着!

といきたいところなのですが、いかんせんポルシェにはお初です。

リフトアップをし、純正バルブを確認しましたがソレノイドバルブがない…

エンジンルーム内で純正ソレノイドバルブを発見。

配線するにはエンジンルーム上のカーボンカバー外したりテールランプ外したりといったところ。

結果リフトアップは必要なしと(^_^;)

 

ここから配線は手さぐりでいきます。

車種によって配線方法が異なりますし、基本的にEBMは汎用品の為

配線図等は簡単なものしかありません。

ドキドキしながら基本的な配線をし、リモコンでバルブ開閉を確認します。

チェックランプ等も点灯せず、バルブも開閉出来ましたので

ユニットを設置し、元に戻していきます。

 

最後は試乗チェック。

EBMのリモコンでバルブオープンした場合は

回転域に関係なく常にオープン状態をキープしました。

エンジンOFFにしますと、開いていたバルブは閉じますので

次エンジン始動時はバルブは閉まった状態からスタートとなる設計です。

 

装着の可否は車種によって異なりますので、ご相談下さい!

純正マフラーなのにイイ音。

こんなイイパーツはありませんよ!(*^^)v